いよいよ希望に満ちあふれた春の季節がやってきました。
新しい職員の皆様も、入学式を迎える学生さんも、みんなおめでとうございます。
新しい道を歩き始めることは、不安と隣り合わせ。でも不安があるからこそ、それを乗り越えた先に明るい光が待っています。
あなたの周りに不安そうな方はいませんか?
不安そうな人を見かけたら気軽に声をかけてみましょう。ほんの些細な言葉が人を救うことがあります。
特に医療・介護に携わるスタッフの皆様の言葉は、患者様にはとっても大きな力になります。
ほんの些細な一言にも愛情を込めてお伝えしていきたいですね。
私たちも患者様と初めてお会いした時の第一声や、日々のお声がけにも細心の注意を払っています。
私たちの言葉の持つ力を信じて今日も素敵な一日にしましょうね。
病院医師・看護師・連携室職員のみなさまからよくある質問にお答えします。
「お家に帰りたい」
患者様のそのひと言が在宅医療開始のタイミングです。
がんの患者様が様々な治療を頑張ったけれども、病気が進行し、「ゆっくりお家で過ごしたい」と思ったら、なおさらスピードが要求されます。
病気の進行するスピードは想像以上に速いから。
「あと1~2週間かけてゆっくり退院の準備をしましょう」
このスピードでは病気に負けてしまいます。
患者様、ご家族様からご相談を頂いたら、「いつでもご自宅に退院して大丈夫です」と言えるように、医療者も介護事業者もみんなが同じスピードで動く必要があるのです。
病院で患者様が「帰りたい」とおっしゃったら、すべての入院スタッフ、在宅スタッフが同時に猛スピードで動きましょう。
患者様の願いを叶えるのが私たち、支える側の役割です。
がんのスピードに負けてはいけないのです。
ワンポイント食事学
「血管を丈夫にする食事とは?」
若々しい血管は新しいゴムホースのようで、中もしっかりと空洞でしなやかです。
一方、弱っている血管は、古くてくたびれたゴムホースのように硬くてもろくなっており、場合によっては、ところどころ詰まっていることもあります。
血管は年齢を重ねていても運動をすることで弾力を取り戻し、詰まりを取り除くことが出来るのですが、闘病中は思うように運動をすることが出来ません。
血管の材料はタンパク質なので、食欲がなくても、主菜になる肉や魚、卵などタンパク質源を欠かさず食べることが非常に重要です。
食欲不振のときは主菜の食品が後回しになりがちですが、血管を丈夫にするためには最低限、1日卵1個あるいは魚1切れ程度は食べるようにしましょう。
闘病中は、どうしてもあっさりとした食事を選びがちですが、脂肪は、細胞膜・血液・ホルモンなどの材料になり、ビタミンA・D・Eなどの脂溶性ビタミンの吸収を助けるため、血管や皮膚のしなやかさを保つのに欠かせません。
血管の老化は、がんと共に生活習慣病の原因になるようなリスクを重ね持っていることで、加速しやすくなっています。食事で自衛していきましょう。
では、食事で気をつける事は何でしょうか、また、どのような工夫をしたら良いのでしょうか?
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知らないと大変!身近な法律豆知識
赤信号中だから大丈夫?スマホのながら運転、その基準は?
近年、携帯電話やスマートフォンを使用しながらの自動車運転の危険性が指摘されていますが、法律ではどのように規定されているのでしょうか?
関係するのは「道路交通法」です。
「道路交通法」 第71条5の5(運転者の遵守事項)
自動車又は原動機付自転車を運転する場合においては、当該自動車等が停止しているときを除き、携帯電話用装置、自動車電話用装置その他の無線通話装置を通話(傷病者の救護又は公共の安全の維持のため当該自動車等の走行中に緊急やむを得ずに行うものを除く)のために使用し、又は当該自動車等に取り付けられ若しくは持ち込まれた画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと。
法律では、運転中の携帯電話やスマホの使用では、自動車が停止している時を除き、通話や画面注視をしてはいけないことになっています。
では法的にいうと、自動車が「停止」しているとはどのような状態なのでしょう?
また、どのくらいの時間の長さで画面を見ると「注視」になるのでしょうか?
詳しくはこちら(出典:マイ法務)